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ロッキングチェアの座割修理前

な、な、なんと、岐阜から約700㎞も離れた鹿児島県から、ロッキングチェアーが届きました。事前にメールで破損状態をご連絡いただいていたM様の椅子です。

どうやら修理で一番多い、板座の割れです。
板座は1枚の無垢板で作られているのではなく、数枚の板を張り合わせて1枚の板にして板座をつくっています。1枚板よりもこうすることで割れやソリを防ぐのです。

ただ昔の接着剤の品質が今よりも悪かったこともあり、また年数経過による温度・湿度変化による木の伸縮もあり、板と板の接合部で割れてしまうのです。通常の割れは1か所だけなのですが、今回は接合板の左右、2か所で割れてしまっています。

それに伴い、背棒が抜けかかっています。

椅子のデザインから、飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」の商品ではありません。現状を確認したので、M様にご案内です。

安田屋家具店からのご案内
ロッキングチェアー破損状況を写真にて確認いたしました。

板座面の板が1枚接合部分ではがれた状態とそれに伴う背棒の一部が抜けかかっている破損状況です。板座面は一枚の板で作られたのではなく、数枚の板を接合して1枚の板にしてあります。経年劣化による温度湿度の変化と、接着剤の劣化によりはがれてしまったものです。

割れた板が下がったことで、背棒が抜けかかった状態になっています。いずれも修理は可能ですのでご安心ください。

修理方法は、割れた板を強力な接着剤で貼り合わせ、圧着器具で固定させます。同時に背棒にも接着剤を付けて同様に圧着固定
させます。

その後座面裏側に補強板を2本前後に入れます。補強板は表面からは見えにくいので違和感は無いです。

座板割れの修理費用は、税込15,000円です。往復の送料が別途必要です。

尚、座面板を接合した場合、接合箇所にわずかな段差ができますのでご了承ください。段差を無くすには接合が表面を削ってから再塗装をしなければなりません。かなり修理費用が高くなりますのでお勧めしません。割れた座板を再接着する修理のみをお勧めします。

そして先日、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」が鹿児島県からロッキングチェアーを安田屋家具店に届けてくれました。修理内容を確認しているので、直ぐに職人工房に持ち込みです。1週間程度で修理完了となります。

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12月 23, 2019 · Posted in その他の家具修理  
    

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