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キツツキ ロッキングチェア修理

岐阜市のお客様からキツツキマークのロッキングチェアー修理のご依頼がありましたのでお預かりいたしました。

座面の後方にシールが貼ってあります。

40年以上前から現在に至るまで、いまだ生産を続けているロングセラー商品です。飛騨高山に工場がある飛騨産業の「C63 ロッキングチェアー」です。現在の価格は税込み77,000円です。

今回のご修理は、修理の中生一番多い板座割れです。

板座面は1枚板で作られているのではなく、数枚の板を接着して1枚の板にしてから座面をつくっています。今回のロッキングチェアーの場合は7枚の板を接合してありました。

昔の接着剤の強度・耐久性が低いことと、長年の温度・湿度変化による木の伸縮などが原因で割れるのです。そのため割れた部分の断面はツルッとしていてきれいです。

そしてこのことが・・・・、

板座割れの椅子をお預かりした時にたまに目にするのが、お客様自身でボンドなどの接着剤で接合修理をされた痕跡です。割れた断面がきれいなので、接着剤で簡単に接着できると思ってしまうんですね。単純に接着剤を接合部に塗って張り合わせても強度がある接着ができないのです。

ハタガネなどの圧着治具を使用して、接着部分を締め付けておかないと接着剤の接合強度が出ないんです。一般の方はこの圧着をしないので、中途半端な接合になってしまいます。

この状態で再修理でお預かりした場合、接合した個所を取外さなければなりません。ボンドであれば水を含ませれば元の白色の状態に戻って、接着力が無くなり外れるのでまだよいのですが、ボンド以外の強力な接着剤を使用されると困ってしまいます。

ボンド以外の接着剤は剥がすことがほぼできません。無理にたたいて接合箇所を外そうとすると他の部分が割れてしまう場合があるので、無理な力で外すことができないのです。

一番良いのは、板座面が割れてしまったらご自身で修理することを考えず、家具修理のプロに依頼することです。修理費用的にもプロに依頼した方が結果的に安価になることが多いです。ぜひご記憶ください。

板座割れは自分でやらない

今回のお客様は座面が割れて直ぐにご依頼いただいたので、きれいに、そして丈夫に修理することができます。

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2月 26, 2020 · Posted in その他の家具修理  
    

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