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婚礼たんすのリフォーム

 今ではすっかり持参されなくなったご婚礼家具。

 ご婚礼家具というのは、家具業界がつけたネーミングなんですが、洋服たんす・整理たんす・和たんす・鏡台を一般的にご婚礼家具といっていました。同じデザインで統一したセットでご購入いただいておりました。

 

 さらにもっと以前は、下駄箱・座布団入れ・布団たんす・針箱・衣桁・手ぬぐい掛・衣装盆・茶棚・文机・手鏡など等を一式そろえられていたようです。

 

 そんなご婚礼家具のリフォーム相談がありました。

 

 20年ほど前にオーダーで作られた洋服たんす・和たんす・ローチェスト・ベット・鏡台がお部屋に合わせて設置してありました。その中の和たんすを洋服吊りたんすにしたいとのご希望でした。

 和たんすといっても、両開き扉の中に着物などを収納するお盆が入っているたんすです。奥行きも洋服たんすと同じ60cmあり、扉を閉めれば外観からは和たんすには見えません。

  内部状況

 

 たんすの幅は105cm、奥行60cm、高さ240cmです。下部に引き出しが2段あり、その上に着物を入れる盆引きが5杯、さらにその上にも盆引きが5杯、その上が2段の棚になっていました。さらにその上に上置棚をのせているタイプです。

 

 ブレザーを吊りたいとのことなので、上部の二段棚とその下の盆引き5杯を取り外して、ハンガーパイプを取り付ければご希望に添えるようです。

 

 まずは盆引き5杯を取り外すと、左右の盆引きを入れる「タイコ」と呼ばれる溝棚が簡単に取れました。

 残る問題は、たんす本体に固定してある横棚と縦板をどう取り外すかです。お客様宅でノコギリで棚を切断し、背板から止めてある釘を取り外す方法しかないようです。

 さらにもともとハンガーパイプを取り付けるように作られていないので、パイプ取り付け箇所に芯材が入っていないためビス止めが効かない。そのため補強材を取り付けてからパイプを取り付けないといけません。

 

 施工に少々時間がかかりそうですが、それほど難しいリフォーム作業ではありません。リフォーム金額に関しては、職人の手間代がほとんどとなります。どの程度の費用かわかり次第またご報告します。

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10月 15, 2009 · Posted in 家具リフォーム・修理  
    

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