ダイニングテーブルの高さを変更する家具リフォームの続きです。

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脚を5センチ切断して、高さを現在の70センチから65センチにしたいとのご希望です。

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取外した脚を見ると無垢材で作られているし、切断自体は簡単に出来そうです。問題は、脚の上部を切断するか、下部を切断するかです。 上部を切断すると、天板との取付け穴位置が微妙にずれてしまう心配がでてきます。上部の角に隅木が取付けてあるので外してみます。

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横木と縦木の接合は外れませんね。 下部を切断すると、ガタツキがでてしまうかもしれません。どちらの方法でも多少の問題が生じます。どっちにしようかな???

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5月 21, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

何年くらい前でしょうか。
すっかり忘れてしまうほど時が経つのは早いもんです。
東京に本社があった家具業界大手の工場「コスガ」製のダイニングチェア「1085DC」の背もたれ部分の籐シートが破れてしまったための修理依頼がありました。

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この籐シートは消耗部分なので、使用頻度にもよりますが、15年から25年前後で破れて修理されることが多いですね。今回も安田屋家具店にて20年ほど前にご購入いただいたお客様からのご依頼です。

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すでに製造した「コスガ」はありませんので、安田屋家具店専属の籐職人に修理を依頼します。

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5月 23, 2014 · Posted in 椅子張替え, 籐家具修理  
    

お客様から食器戸棚の横のあいているスペースを何とかしたいとのご相談がありました。現在はとりあえずの家具を置いておられるのですが、使い勝手が悪いので取り替えたいとのご希望です。

既成家具を探しましたが、なかなかピッタリのサイズ、デザインがありません。そこでオーダーメイド家具をご提案いたしました。お客様のご希望をお聞きし、設置する場所で採寸を行い、具現化するために製作図面を描きます。

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お客様と何回も打合わせを行い、細かなご要望を取り入れていきます。図面だけではなかなかわかりずらいことがあります。引出し内寸の深さとか、幅とか、塗装色とか・・・。そのため色板見本を作ってお見せしたり、現物に近いサイズの引出しをご覧いただいたりしています。

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5月 25, 2014 · Posted in オーダー家具  
    

安田屋家具店が取り扱っている引き戸式下駄箱の吊扉に使用しているプラスチック部品は2種類あります。

下駄箱に取付いているレールを外さないで後から入れられる部品の頭部が左右に出っ張っている「羽ありタイプ」

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そしてもう一つは、一度レールを家具から取り外した後に入れなければならない、部品の頭部が出っ張っていない「羽なしタイプ」

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破損して困ったいるというご相談が多いのは「羽あり」タイプのようです。 さて今回持込まれた破損した部品は、ちょうど頭部の部分が欠損しているために「羽あり」なのか「羽なし」なのかがわからない状態でした。どっちなんだろう???

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で、よーく観察していると、部品頭部がクルクルッと回ります。おやおや、こんなの初めて。

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で、回してみると・・・・、 ちょうどレールに入れ込む部分が外れました。

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5月 27, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

お客様から食堂椅子がグラつくので修理を依頼しに安田屋家具店に持込まれた。どうやら椅子の脚にひびが入っているのが原因のようでした。またお客様自身で修理された様子で、二寸釘がひびが入った脚に打ち付けて固定されていました。この釘の緩みが原因でもあります。

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それにしてもどこの工場の椅子か興味を持った四代目でした。なかなかしっかりとした作りのカントリーデザインの椅子です。飛騨産業のもっとも得意とするデザインなんですが、四代目も家具屋歴50年のスタッフも飛騨産業商品では見たことの無いデザインです。

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どこの工場の商品かの詮索はさておき、安田屋家具店専属の職人にて修理するために早速、工房に持込みました。 待つこと1週間。 本日、修理が完了しました。

ひび割れていた箇所の二寸釘を抜き、ヒビの入った箇所を強力な接着剤で固定させ、脚の接合箇所を再接着させて固定させました。釘の跡は埋め木をして隠しました。 グラつきもありません。 これでまた何十年とご使用いただけます。

次回は座面のクッション材がペタペタにへたっていますので、座面の張替えをお勧めすることにします。

と、そこに、20数年担当している飛騨産業のN氏がひょっこり来社した。修理が完了したばかりの椅子を見て一言。

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5月 29, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

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