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アングル丁番国内生産終了

とうとうこの日が来てしまいました。
恐れていたことが現実となりました。
それは・・・・・、

アングル丁番金具を唯一、日本国内で生産していた工場が、需要の減少で生産を終了しました。日本国産のアングル丁番は、工場が在庫している数量のみとなりました。

今年3月に金具屋の大将から「RABBIT刻印のアングル丁番を生産している金具工場から連絡があって、販売数量の減少や金型老朽化の問題があり、生産中止を決定しました。そのため工場が持っている在庫数が無くなり次第廃番商品となります」と言われていたのでした。しかしその時の在庫数量は、

  • 15×20=750個
  • 20×15=2,460個
  • 20×20=3,450個
  • 24×20=1,020個
  • 16×15=2,460個
  • 24×24=0個

工場の在庫数量はまだ当分あると考えた四代目は、11月頃に在庫数を確認して入手することを計画したのでした。

金具屋の大将と話をしていると、ここ数年「安田屋家具店」ともう1店、全国で2店舗しかアングル丁番を購入している店舗は無いそうです。新しい家具には現在主流のスライド丁番がほとんど使用されていて、微調整の効かない時代遅れのアングル丁番をわざわざ新しい家具に取りつける家具工場はないだろうから、需要が無くなれば生産終了となるのは当然です。

破損して取り換える修理用のみの需要数では、工場としてはやっていけませんからね。

日本国産のアングル丁番と中国産丁番との見分け方は、「RABBIT」の刻印があるのですぐにわかります。

「RABBIT」刻印の無いアングル丁番は、全て中国産となります。日本国産の丁番は「RABBIT」刻印があります。

中国産の丁番は、恐らく廃業した日本の工場が所有していた金型を中国に持ち込み生産していると思われるので、「KSS」や「K」や「KYOWA」等の刻印がある古い金具とほぼほぼ同じ形状です。ただ刻印を消して、ノーブランド品にしています。

では中国産の丁番と日本国産の丁番との違いは何でしょうか。見た目の形状やサイズは同じ。

大きな違いは、耐久性です。

ではなせ耐久性につがいがあるのか??
それは使用されている金属の材質です。
使用されているのは「亜鉛合金ダイカスト」ですが、日本国産の金属は不純物が限りなく0に近いインゴットを使用しています。一方の中国産の金属は、不純物の混合が多い粗悪な金属を使用しています。不純物が混じっていると金属同士の結合が弱まり、それが丁番金具の耐久性に関わってくるのです。

ただし中国産が1年や2年で直ぐに破損するわけではありません。日本国産の20年~30年経過すると金属疲労でポキッと折れて破損するのに対して、中国産はそこまでの年数はとても持たないということです。やはり何といっても「made in Japan」は優れているのです。

この「RABBIT」刻印のあるアングル丁番を現在生産している工場は、家具金具とは縁もゆかりも全くない別業種の工場が作っているそうです。それも会社名を聞けば、だれもが知っている超有名な企業だそうです。

と、金具屋の大将は四代目に教えてくれました。でも企業名は教えてくれませんでした。

大将曰く、もともと「RABBIT」刻印の蝶番は家具金具工場が作っていたが、廃業するにあたり何かのつながりがあった現在の工場に譲渡したそうです。そして「RABBIT」刻印の蝶番を世の中から無くならないようにしたそうなんですって。

何があったかもっと知りたいと興味がわいた四代目でした。

耐久性の優れたアングル丁番金具の日本国産は無くなり次第終了となります。必要な方はお早めにお買い求めください。

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8月 10, 2019 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

Comments

2 Responses to “アングル丁番国内生産終了”

  1. 楠本和則 on 8月 11th, 2019 9:15 AM

    ラビット製丁番15×20の在庫は、ありませんでしょうか

  2. 四代目 on 8月 11th, 2019 10:56 AM

    日本国内での国産生産が終了したRABBIT刻印の「15×20」サイズの丁番当店にまだ100個ほど在庫として実店舗にありますのでご安心ください。ご入用の数量、お届け先情報、お支払方法に関してご返信いただければすぐに発送できます。

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