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座卓修理が続きます

理由はわかりませんが、座卓修理が続きます。

今回の座卓も唐木漆塗り座卓です。
三尺五寸、または105と業界では呼ばれる長さ105㎝、奥行63㎝の小ぶりな座卓です。

天板表面には輪シミができています。

また天板に割れが生じています。

天板をよく見ると、天板に溝が無く真っ平です。むむむむむ、おかしいぞ。

一般的に唐木座卓の場合、無垢材を使用しています。そのため天板中央部の鏡板と呼ばれる板が伸び縮みする動きを吸収するために、天板枠に溝が切ってあり、その溝に鏡板を差し込んでいて、天板に溝ができるはずなんです。

鏡板が温度湿度の影響で伸びた場合、溝の中に遊びがあるので伸びしろは吸収されます。逆に縮んだ場合は、溝の中の鏡板が出てくるようになっています。

この溝のお蔭で、天板の鏡板が伸び縮みしても天板の枠には影響を与えず、四隅の接合部が外れないようにしています。

ところが今回の座卓の天板には溝が無く真っ平。

鏡板の伸縮を吸収する溝が無いため、鏡板が伸びると今回の座卓のように天板が割れてしまいます。

一枚板天板なのか、はたまたフラッシュ構造なのかと確認すると、天板は枠組み構造になっているし、無垢材を使用しているので、鏡板をはめ入れる溝が無いのはどう考えてもおかしいのです。

修理方法としては、天板を重点的に削り、幕板、脚部も研磨する。天板の割れ部分は埋木を入れて補修を行った後、再塗装仕上げを行う。

今回も前回と同様に、本うるしではなく、ウレタン樹脂塗装仕上げを行います。

修理期間は約2週間。
修理費用は座卓サイズが小さいこともあり、税込60,000円です。

往復の送料が別途必要です。今回は岐阜市内のお客様でしたので、四代目が引取・お届を行いますので無料サービスです。

修理が完了しましたらご報告いたします。

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11月 8, 2021 · Posted in その他の家具修理  
    

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