8月に開催された「飛騨・高山 家具木工展」に行った折、見つけてきたダイニングチェアーです。やっと本日入荷してきました。早速、写真を撮ってネットショップ「ぎふ楽市楽座」に出品します。

柏木工の「CIVIL シビル」シリーズのデザインによく似ています。

左の写真は、タモ無垢材仕上。
右の写真は、座面と背もたれ上部(こげ茶色の部分)がブラックウォールナット材、背棒と脚がタモ材仕上げです。
サイズは、横幅480、奥行き590、総高890、座高410㎜です。
座部分はウィンザーチェアの座繰り加工が生かされていますので、座った時のフィット感は最高なんです。

そして表題の「すべらない椅子」とは・・・・、板座なのに座ったときお尻がすべらないんです。一般的な座面が板になっている板座の場合、座るとお尻がすべってしまうことがよくあります。それほど気になることではないのですが、長時間座っているとお尻がすべるというのは、何だか落ち着かず、ゆったりとくつろいだ座り心地が得られない場合があります。この点を解消しました。

座面の板部分にはノンスリップ加工塗装仕上を施してあるんです。
だから板座なのに座ってもお尻がすべらないんです。

四代目も試してみましたが、ピタッとお尻が座面にはりついた様な感覚で、お尻を無理にすべらせてもほとんど動きませんでした。座り心地も快適です。お尻がズリズリとすべらない椅子がこんなに座り心地がいいもんだと体感しました。


詳しい両タイプの商品のご説明を明日させていただきます。

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11月 11, 2010 · Posted in 商品紹介, ダイニングルーム  
    

 ここ最近、過去のデザインの見直しがおこなわれています。
安田屋家具店では以前から、30年、40年前に作られた家具で、今でも通用する素晴らしいデザインの家具があるのに何故今作らないのだろうと常々考えていました。以前ご紹介した広島に工場があるマルニの「ショパン」などなど、各工場には過去のデザイン的財産をたくさん持っています。安田屋家具店にて保管してある過去の各工場のカタログを見るたびにそう思いました。そして毎年の展示会で、新しいデザインの商品を出すばかりでなく、過去のデザインを見直したほうが絶対にいいですよと展示会があるたびに取引先の工場に繰り返し伝えたものです。

 しかし時は大量生産⇒大量消費⇒大量廃棄⇒・・・・・、という循環の真っ只中。聞く耳を持つ工場はありませんでした。時が過ぎ、大量生産、消費の時代は過ぎました。そんな時代になったからこそ、各工場では過去生産されたデザインの見直し、復刻を行なうようになりました。時代が移り変わっても、しっかりとしたデザインで生産された家具は、いつの時代にでも通用するものです。

 今回ご紹介するのは、飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」が復刻した大衆的名作椅子「アイガー」のご紹介です。かなり以前にこの椅子の生産は中止され廃番商品となっていました。安田屋家具店では、この椅子の木部塗り直し、座面張替などを何回も行なっていました。そしてその度に、何でこんな良い椅子を生産しないのだろうかと???、思っていました。けっしてセレブ的な高級な椅子や、著名なデザイナーが生み出した椅子ではなく、いわば一般大衆的な名作椅子というべき商品だと思います。

 9月に開催された「飛騨・高山 木工家具展示会」にて、「アイガー」を復刻生産されることを知り、すぐに注文をしたのです。そしてこの一般大衆的な名作椅子が入荷してきました。早速、1階ショールームにて展示です。

サイズは、横幅530、奥行575、総高680、座高380、肘高575㎜。
木部材質はナラ無垢材。

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楽しいポップな家具をお探しのお客様に、安田屋家具店オリジナルの「カラフルチェスト」をご提案しました。本来は小引出しとして安田屋家具店に展示しているオリジナルを電話台兼機器収納棚としてデザインしました。天板部分には電話を載せ、下部の開き扉内部に光ケーブル機器、無線LAN機器などを収納できるようにしました。

本体はタモ無垢材、引出しは総桐材、開き扉も総桐材。塗装は安心安全な植物性オイル仕上げです。カラフルチェスとの名の通り、カラフルに引出し、扉を色分けしました。この色も安心安全な植物性オイル着色です。

サイズは横幅620、奥行450、高さ900㎜です。
電話台としても、花台としてもちょうどよい高さにしました。

開き扉の中には、いろいろな機器を収納し、配線がスムーズにできるように背板の一部をOPENにしました。

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11月 17, 2010 · Posted in 商品紹介, オーダー家具  
    

テレビドラマ、キムタク人気により突如ブレークした籐椅子【 ハンギングチェアー 】の物語です。

1965年の冬、ナンナ・ディツェル ( Nanna Ditzel ) さんをコペンハーゲン郊外のアトリエにお訪ねした時、初対面の変な日本人に彼女は親しくラタンのデザインについての苦労話を語ってくれました。

作品の一つを日本で作らせてもらえないかと申し出たのに対して、それではこれにサインしなさいと出されたのは、いかめしい契約書でした。さすがにデザイン先進国だなと舌を巻きながら、「恥ずかしながら私としては、今夜じっくり辞書と相談した上にさせていただきたい」と言ったら、面白そうに笑われました。

その晩、ホテルで小さな辞書をめくりながら徹夜でそれを読み、都合の悪い事を修正するのに一苦労しました。

この物語は、当時「ハンギングチェアー」製作をしていた「山川ラタン」社長のお話です。残念ながら「山川ラタン」はなくなりました。

今回ご紹介した物語は1965年のお話です。
四代目が誕生したのは1960年なので、当時5歳。
とてもコペンハーゲンには行けません。
写真は先日東京出張時にショールームにて四代目を撮影したものなので、ラタン・デザイン物語とは一切関係ありません。お間違えのないように。

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 景気を上昇させようという手段として始められた「家電エコポイント」制度。
 財源が厳しくなったこともあり、12月1日以降からはそのエコポイントがほぼ半減されてしまうというニュースがここ数日続いています。そして今日、明日は最後の土日となります。明後日の11月30日までに購入すれば、今までどおりのエコポイントが還元されるということもあって、この二日間大型家電店はどこもかしこも満員御礼です。

 ネットでの話題も、駆け込み需要のために来店されているお客様ばかりなので、エコポイント半減を殺し文句に売り手が強気で販売し入るようです。つい少し前までは格安価格を提示していた商品も、ここ数日じわりじわりと値が上がっています。また値引き交渉するお客様にはかなり強気で交渉に応じないとのことです。この二日間は買い手需要のほうが多いこともあっての強気な態度でしょうね。でも12月1日以降はパタッと客足がなくなるのは目に見えて明らかなわけなので、そんな態度ではねぇ・・・・・。

 お客様宅訪問の帰り道に点在していた大型家電販売店を冷やかしにのぞいてみました。ヤ○○、K○○、エ○○、ジョ○○、しかし大型家電販売店はかなり近接して立地してるんだということを初めて知りました。

 店内で一番賑わっていたのが・・・・、液晶テレビ売り場。それも大型テレビコーナーではなく、32型以下の小型テレビ売り場が一番混雑していました。駆け込み心理なんでしょうね。

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契約するのも、係員から説明を聞くのも全て順番待ちでした。

 液晶テレビ売り場では係員が「25番でお待ちのお客様ぁー」「26番でお待ちのお客様ぁー」と整理券を配布したのでしょうか、番号を呼んで対応していました。ある家電販売店では「係員からの説明を希望される方はコチラにお名前をご記入ください」というポップとともにノートがおいてありました。そのノート下部までびっしりと名前が記入されていました。まるでお盆の時の「くら寿司」のようでした。

32型以下の小型液晶テレビの展示コーナーからは展示テレビが消えていました。

残り物の中から選ばなくてはならないような状況です。
エコポイント半減効果はすごいことになっています。

 これだけ液晶テレビが売れているということは、テレビ台も売れていることにつながって欲しいですね。安田屋家具店では、無垢材を使用した素敵なテレビ台をお値打ち価格で展示・販売しています。32型以下の小型テレビ台にピッタリな横幅120cmの商品を選び抜いて展示・販売しています。ぜひ液晶テレビをご購入されたら安田屋家具店のテレビ台もご覧になってください。

例えば・・・・・、(写真をクリックすると詳しい商品説明がご覧いただけます)

 各テレビ台の写真をクリックしていただければ、安田屋家具店のネットショップである「ぎふ楽市楽座」店にてご購入いただけます。皆様のご来店をお待ちしています。

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11月 28, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき, リビングルーム  
    

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