張替修理でお預かりしていましたデンマーク製のリビングチェアーセットの張替が完了しました。ご婚礼家具として持参されてから約20年経過したため、椅子表面の布地の汚れ、破れが目立ち始めました。また座面内部のクッション材もへたってきてしまい、座るとお尻が落ち込むようになっていました。今回の張替で使用するのはオフホワイト色の無地の布地です。
お預かり前はブルー地の幾何学模様の布地でした。
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張替前
張替前
張替後はこんなにきれいになりました。
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張替後
張替後
座面内部はS字バネを使用してありました。
バネを補強し、内部のウレタンクッションを補充しました。
お預かり前と比べて、ご購入当時の新品時の座クッションの硬さに戻っています。
座ってもお尻が落ち込むことはもうありません。
お客様も大変お喜びいただけました。
今回の張布をオフホワイトの無地にして壁面と同色にしたのは、写真に写っていませんがこの横にダイニングセットがあり、そのダイニングチェアーの椅子座面が原色に近い赤色、青色の無地布地が張ってありましたので、面積の大きいリビングチェアーの色を抑えることでお部屋をすっきりと見せるためでした。ただこのままだとリビングソファーが少々さびしそうなので、色とりどりのミニクッションをソファーセットの上において色をつけていただくようにアドバイスをさせていただきました。
こうして20年前のご婚礼家具であったソファーが新品同様にリフレッシュし、新しいご家族の想い出と歴史を刻み込んでいかれ、ご家族団らんの想い出の中に常にこのソファーを思い浮かぶようになっていただけたらこの上もなく幸せです。
安田屋家具店では、粗大ごみとして使い捨ててしまう家具よりも、想い出を刻み込んでいく家具をご提案したいと考えています。またご使用の家具も修理、リフォームをして親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていっていただけるに積極的に取り組んでいます。ただ売ってしまえばいいというような家具屋ではなく、修理、リフォームを積極的に取り組んでいく家具屋でありたいと、安田屋家具店の四代目は考えています。「こんな家具修理できるの ????」なんて思ったら、迷わず一度安田屋家具店にお問合せください。お問合せは無料なんですから、お気軽にどうぞ。
今回の張替修理費用は、右肩肘チェアー×1、左片肘チェアー×1、肘なしチェアー×2、扇型サイドテーブル×1の5点で、税込245,000円でした。使用した布地は5,000円/mの布地を使用しました。中身ウレタンクッション材の補充と座面S字バネの補強作業も含まれています。
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