安田屋家具店のホームページを見つけていただき、ご訪問いただけるお客様が少しづつ増えているような感じがあります。岐阜の田舎町の小さな街の家具屋さんに全国からご訪問いただけることは本当にありがたいことです。岐阜市美殿町の安田屋家具店の実店舗では考えられないことです。でもネットの世界では現実的におきていることに感動です。

そして安田屋家具店が行なった家具修理の記事をごらん頂いた皆様から、様々な家具のご修理相談が毎日届くようになりました。いろいろなご修理が届きますが、ご相談いただいたお客様の地域にある家具屋さんは家具修理を積極的に行なっていないのでしょうか。昔ならば街の家具屋さんはきちんと家具修理を行なっていたものですが・・・・・。もっともその当時は、自店で販売した家具の修理のみを行い、他店が販売した家具の修理はしていなかったようですが・・・・。

さて今回のご相談は、アバカ材ロープを編み込んで作られた椅子のご修理です。イタリアンレストランにて業務用として使用されている椅子です。長年の使用により、特に肘の部分のロープの切れなどの損傷が大きい様子です。

アバカ材は別名マニラ麻とも言い、フィリピン原産のバナナの木の一種です。葉の繊維は強靭でしかも軽く、耐湿力があり、古くから石材を運び 出す際や船舶用のロープとして使用されてきました。そのアバカロープを使用して編み上げた家具は、ラフな素材感と繊細なデザインの両方を感じていただけるものです。

お送りいただいた写真を確認すると、金属フレームにアバカ材のロープを編み込んだ椅子でした。

 ⇒ 続きを読む

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
    

 平成23年、新年明けましておめでとうございます。
 今日、1月7日より、安田屋家具店の仕事始めです。

 昨日は木曜日で、安田屋家具店が立地する美殿町通りの店舗の多くは木曜定休日でお休みだったのですが、安田屋家具店は1月5日まで正月休みとさせていただいていたので、本来定休日である木曜日である6日からお店は開けさせていただきました。ただしスタッフは6日までゆっくりと英気を養うために休んでいただきましたので、今日7日が実質的な【仕事始め】となりました。

 お正月の安田屋家具店のウインドウディスプレイは、30年ほど以前から毎年大きな羽子板で飾られます。

安田屋家具店1階の全景です。
写真左側がウインドウディスプレー場所です。

 今年のメイン商品「ゆったりラブチェアー」です。
 昨年は「モンローチェアー」でした。
 商品の後に羽子板があります。
この続きは下の(read more) をクリックしてね

 ⇒ 続きを読む

 幅60センチ、高さ2メートルの羽子板です。
 板は桐無垢材で、押絵で男方は「弁慶」、女方は「娘道成寺」です。
 30数年前に3代目鉄郎が、浅草の羽子板市で購入したものです。

 作は【 押絵師 小西一龍 】です。

 ウインドウの隅っこにさりげなく、昨年話題になった「ハンギングチェアー」のミニチュアを飾ってみました。

 明後日9日は初荷、それもご婚礼の御荷出しです。新年早々からおめでたいお仕事をさせていただけますことに感謝申し上げます。

 本年も引き続き安田屋家具店をお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 7, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

昨年末、日本の旦那衆の遊びであった「お座敷遊び」 を楽しませていただいた。

 四代目が縁あって理事を勤めさせていただいている【 協同組合 NCリンク 】 さんの役員懇談会があったのです。四代目が理事に就任してまだ2年も経過していないので、役員懇談会は始めての行事でした。もともとは毎月の理事会にて積立金をプールして、年に1回旅行に出かけていたそうですが、今年は旅行の参加人数が役員総数の過半数であったため懇談会になったようです。場所は岐阜市の歓楽街にある「料亭 むつ富」でした。ここの女将さんは安田屋家具店のお客様で、つい先日も正座椅子のお届けを四代目がしたところでした。家具のご配達でお伺いしたことはあるものの、お座敷でお料理を食すのは初めてのことです。初体験にワクワクします。

 美味しい食事をいただき、美味しいお酒もいただき、古きよき時代の「お座敷遊び」が始まりました。テレビもインターネットも無い時代の旦那衆のよき遊びだったんでしょうね。芸子さんが2名お座敷におられました。

まずは「神楽かなえ」お姉さまによる三味線と長唄です。

お若い時はさぞかしきれいだったんでしょうね。
今もその面影があります。
またかくしゃくとしていて、男気のある姉御肌だったんではないかと勝手に想像していました。

 美殿町キモノマーケットを主催している関係上、どうしても着物姿に目がいってしまいます。帯はなんと「河童」がお月見をしている図柄でした。なんとも粋ではありませんか。

【 協同組合 NCリンク 】の長村理事長さんからの「信長を舞って欲しい」とのリクエストで・・・・・。

三波春夫の歌「信長」が演奏されると・・・・・、

かっこよかったぁーー。
タイムマシンで50年ほど前に出かけていき、お会いしたいものです。

 懇親会が終了して数日後、この記事を書き込んでいく中で知ったのですが、かなえお姉さまに関する記事が朝日新聞に掲載されていたようです。こんな記事を発見しました。「岐阜花柳界のベテラン芸者、佳那恵さんは「岐阜の人は思い入れが強いのでしょう」。佳那恵さんにしか踊れない踊りがある。「信長」だ。1992年、当時の 蒔田浩市長に三波春夫さん作詞作曲の「信長」の振り付けを頼まれて以来、17年間踊り続ける。信長の一生を表現した8分間の勇壮な踊りに、今も客のリクエ ストは少なくない。」

なかなか経験できないことを体験させていただき、素敵な女性に出会え楽しい時間を過ごしました。明日からまた仕事をがんばりましょう。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 9, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

昨日ご報告いたしました【 協同組合NCリンク 】の役員懇親会の続報です。

お座敷には2名の芸子さんがいまして、佳那恵姉さんの「信長」の舞を堪能した後、もう一人の芸子さん「神楽ひなの」姉さんが、佳那恵姉さんの三味線と唄に合わせて舞っていただきました。

佳那恵姉さんの迫力ある舞とはまた違った舞でした。

この続きは下の( read more )をクリックしてね

 ⇒ 続きを読む

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 9, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

四代目の聴神経腫瘍手術前検査のために東京は中野、中野サンプラザ近くの東京警察病院に来ています。3泊4日の検査入院です。

朝一番に来ましたが、検査は午後からとのことです。

血液検査と腕から造影剤を注視してのMRI撮影だけのようです。造影剤を入れるので撮影後に昼食だそうで、4時位でしょうか。

夕食は6時なので、続けて食べることになるのでしょうか。今日は上記の検査のみなので時間を持て余しています。パソコンがあれば忙しく出来るのですが、病室では使用禁止なのでひたすら読書しかありません。暇だぁー、仕事がしたい。

病室は5階の519室。
ここから実況中継です。
四人部屋で、満室です。同じ階には、分娩室があり、時折出産したばかりの赤ちゃんの泣き声が聞こえます。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
1月 12, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき, 聴神経腫瘍闘病記  
    

« 前ページへ次ページへ »

Verified by MonsterInsights