千葉県のK様から、スライド本棚「ブックマン」の扉に使用されている丁番金具の破損に関してお問い合わせがありましたのでご紹介します。BOOKMAN(ブックマン)とは、静岡に工場があった丸伸(マルシン)が製作していたスライド書棚です。
丸伸(マルシン)の社長が発明家、アイデアマンであったことから、スライド式本棚を発売したところ、当時大大ヒット商品になったのでした。安田屋家具店も岐阜市域の代理店となり、専用展示場を設けて販売していたようです。当時、四代目はまだ安田屋家具店に在籍していなかったので詳しいことは知りません。
その後いろいろあり、丸伸(マルシン)は家具製造工場をやめられたようです。四代目が最後に知りえた情報では、ブックマン販売で財を成し、不動産事業に転業されたとのことでした。真偽は定かではありません。
話は戻しまして、お問い合わせの内容をご紹介します。
K様からのお問合せ
初めてメールいたします。
本棚ブックマンの蝶番が破損し、ネットで検索しまして御社のサイトにたどり着きました。
早速、修理をご依頼しようと思いきや、岐阜県の会社であるとのこと、関東で同様にご対応頂ける支店等ございますでしょうか??高齢の父が大事にしている書籍のため、何とかしたいと思っております。どうかお力添えください。よろしくお願いいたします。
安田屋家具店からの返信
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静岡に工場があったマルシン社のスライド本棚「ブックマン」に使用されている金具は、マルシンオリジナルの金具を当初は使用していました。破損された金具もマルシンオリジナル金具です。
関東地方に当店の姉妹店などは残念ながらありませんので申し訳ございません。金具取替修理作業は一般の方でもできますので、ぜひトライしてみてください。
さてブックマンオリジナル丁番と通常の金具との違いは、家具本体側に取り付けるネジ位置です。ブックマンに使用されている
マルシンオリジナル金具は、本棚本体の側板にあけられた棚板を止める棚ダボ用の穴を利用してボルトネジで止めるようになっています。

そのため棚ダボの穴の間隔に合わせた取付ネジ穴を金具に開けられています。
一方通常の金具は、どの位置でも取付けられるようになっていて、通常の木ネジで取付けるようになっています。


この点のみがオリジナル金具と通常金具との違いとなります。扉側にと吊りけてある金具円形側の裏側に「20-A20」または「20-20」の刻印がありませんか。金具を外して確認ください。

このどちらかの刻印があれば、金具サイズは「20-20」となります。であれば通常金具で代替金具がありますので、お客様自身で簡単に金具取替、扉取付けができます。女性でも簡単にできますのでご安心ください。

扉にあいている穴にはめ入れる金具円形部分のサイズも同じなので、破損した金具を外して扉の穴に新しい金具をはめ入れてネジで止める簡単な作業となります。



代替金具を家具本体側板に取付ける場合、破損金具のように棚ダボ穴を利用するのではなく、穴の開いていない側板に直接木ネジで止めますので、こちらも難しい作業ではありません。さらに女性の方ひとりで簡単に取り換える方法をお知らせします。
扉1枚に3個の金具が付いていると思いますので、他の扉から破損していない金具を2個外します。
金具を取替えたい扉の最上部と最下部に取外した古い金具を取付けます。そして家具本体に金具がついたままの扉を取付けます。金具取付ネジ位置は古い金具を使用すれば同じ穴を使用しますので簡単に取り付けできます。
破損していない古い金具を使用して、扉が家具本体に取付いた状態にします。この状態で、金具を取付けていない中央部の
扉にあいている穴に新しい代替金具の円形部分をはめ入れて、3か所のネジ止めで固定します。
次に家具本体側板に金具の楕円形部分を押し付けます。家具側板の木口と絵師付けた金具との間にすき間が生じないように押し当てた状態で、3か所のネジ止め位置に木ネジを入れてネジ止めを行い固定します。
次に最下段に取付いている古い金具を外します。上記と同様の作業手順で、新しい代替金具を扉の穴にはめ入れた後、家具本体側板に金具を取り付けてネジ止め固定します。
最後に最上段の金具を同様に新しい金具に取替えれば作業終了です。取外した古い金具は、取外した扉に取付け直して家具本体に再度取付ければ作業終了です。
家具本体に古い金具を使用して金具取替作業を行えば、女性の方でも簡単に取替えできます。ただし作業は2人で行ってください。一人の方が扉を保持し、一人の方がネジ止めを行う方法であれば簡単にできます。
金具は1個税込み950円です。
送料が別途必要です。
在庫限りとなります。
ご注文は下記の当店オンラインショップからいつでもすぐにできます。

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