I様からのお問合せ
RABBIT刻印アングル丁番金具が壊れて、代用金具を某社から買いましたが、カップとヒンジを繋いでいる板の部分(御社の図面では長さ16mm)の肉厚が5.5mmで、RABBIT刻印の金具の肉厚は5.0mmと、0.5mm異なり、そのせいか扉が引っかかって閉まりません。安田屋家具店の代替え品は5.0mmでしょうか?
安田屋家具店からの返信
お問い合わせの「カップとヒンジを繋いでいる板の部分の肉厚」とは、写真の部分のことでしょうか。
お問い合わせの部分が添付写真の部分であれば、RABBIT刻印金具の場合の肉厚は5mmです。当店取り扱いの代替金具の肉厚は5.5mmまたは6mmでした。
代替金具も何種類かありますので、工場によって肉厚が若干異なりますが、RABBITと同じ5mmはありませんでした。
尚、RABBIT刻印金具は3年ほど前に生産終了し、現時点で「16-15」サイズがわずかに残っているだけとなります。他のサイズは全て代替金具での取替となります。
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破損した金具のサイズをお知らせください。
実店舗での取替実体験上、「カップとヒンジを繋いでいる板の部分の肉厚」の違いによる扉開閉への支障はあまりありませんでした。支障が出る多くの事例は、扉にあいている円形溝の深さの違いです。金具円形部分の厚みの違いにより、扉にあいている円形溝に金具をはめ入れた時、金具表面が扉表面よりも飛び出ている場合、または扉表面よりも金具表面がへこんでいる場合に扉の開閉時に支障が生じています。
扉表面と金具表面が面一になるようにすると支障はなくなっています。
破損した金具の円形部分の厚みと、代替金具の厚みは同じでしょうか。同じであれば板の部分の厚みの違いが原因であるかもしれませんが、その様な事例に接したことが無いので支障が生ずる原因はわかりません。お役に立つ情報であれば幸いです。
I様からの返信
大変ご丁寧にご検討いただき、ありがとうございます。
この様に丁寧な回答を得たのは、net上では御社が初めてです。
「カップとヒンジを繋いでいる板の部分の肉厚」は、添付写真の部分のことで、間違いありません。破損した金具の円形部分の厚みと、代替金具の厚みは同じで、扉にあいている円形溝の深さは6.5mmでした。
扉が引っかかって閉まらない状態の写真です。写真の金具は半分壊れていますが、使用中で、交換したものではなく、交換したのはこの引っかかっている扉の金具です。
rabbit印を刻印した部分に相当する代替え金具部分を0.5mm削るか、RABBIT刻印の部分を固定する側板を0.5mm木工フライスで削ろうかと考えています。大変ありがとうございました。
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