40年近く前に東京晴海国際見本市会場で開催された「東京国際家具見本市」に出品された飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」の家具シリーズ、【プロヴィンシャル】シリーズ。飛騨の匠の技術と言いながら、家具の大量生産を行っていた当時、一人前の家具職人を育てるために、イギリスカントリーデザインを忠実に復刻する昔ながらの本物の家具を作る試みが行われたのが【プロヴィンシャル】シリーズです。

販売目的を主にしていなかったので、当時としてはとても高額な家具でした。

三代目「鉄郎」が、当時「東京国際家具見本市」で【プロヴィンシャル】シリーズを見て、その家具作りにほれ込み、安田屋家具店の展示商品として仕入れ、それから40年近くにわたって、今でも展示販売している家具です。

今回ご紹介するのは、30年ほど前に婚礼家具の一つとして購入いただきました「ラダーバックチェアー」の座面張替のお問い合わせです。

T様からのお問い合わせ
安田屋家具店にて、お嫁入りの時に購入ささて頂きました。30年近く使用させて頂いてますが、座り心地が素晴らしく、今もお気に入りです。椅子は2脚あります。 1脚は、座面の裏の網の状態は、それほど悪くありません。 2脚目は座面の裏の網も敗れてしまったので、裏から革を接着して直してしまったのですが、たるみが取れません。これからも大切にできればと思っています。2脚、それぞれのお見積をどうぞよろしくお願いいたします。

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6月 4, 2024 · Posted in 椅子張替え  
    

先日お預かりしたキツツキマークで有名な、といっても今の方は知らないかもしれないなぁー。

家具業界42年の四代目にとって、飛騨産業と言えばこの「キツツキマーク」なんですよね。生家が家具屋だった四代目は、幼少のころからこのマークを普通に見続けていました。

2024年にはロゴマークが「HIDA」と新しくなったので一抹の寂しさがありますが‥‥、

さてお預かりした飛騨産業「エドワード」食堂椅子の背面籐シート張替が終わりました。お預かりして10日後の仕上がりです。

張替前

張替後

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4月 29, 2024 · Posted in 椅子張替え  
    

現在、ほぼ見かけなくなった重厚なカントリーデザインの食堂椅子である、飛騨産業の「エドワード」。

1991年当時、33年前の価格が1脚56,500円(税抜)。2024年なら8万~10万円程度の価格になってますね。

今回この「エドワード」食堂椅子の背面籐シート材の張替修理を行いました。

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4月 27, 2024 · Posted in 椅子張替え  
    

飛騨・高山に工場がある飛騨産業のウインザーチェア―DK286の板座面が割れたとのご相談がありました。

飛騨産業の椅子の座面が割れ、使用できずにいます。 岩手県は盛岡からの問い合わせになります。 岩手県内で、椅子の修理を行っている業者を見つけられず、ウェブで検索したところ、こちらに行きつきました。

お見積もり、ご確認いただけますと幸いです。

安田屋家具店からの返信
写真を確認しました。よくある破損状況です。

座面は1枚の板から作られているのではなく、数枚の板を張り合わせて1枚の板座にしてあります。 温度湿度の変化による経年劣化により、 張り合わせた接合部分の接着剤の強度が落ちはがれてしまった状態です。

飛騨産業の椅子であれば、修理方法が二つ あります。

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12月 20, 2023 · Posted in その他の家具修理  
    

30年前くらいの飛騨の家具(ダイニングテーブルと椅子)の事でメールします。
写真を添付しましたが、見難いかもしれませんので、詳細を説明します。椅子の腰かける部位が、背もたれ部分から手前に中央にひびが入り、完全に割れてしまっています。(原因は不明ですが、最近引っ越しを業者に依頼し、別の家具の割れは確認)

s-DSC_0100
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接着剤を使用しても圧着させる道具が無いので家具修理屋さんではどれくらいの費用が掛かるのかを教えて下さい。また、希望の値段に近ければ、持ち込みでの修理を考えていますので、宜しくお願いします。

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11月 13, 2015 · Posted in その他の家具修理  
    

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