昨年末、日本の旦那衆の遊びであった「お座敷遊び」 を楽しませていただいた。

 四代目が縁あって理事を勤めさせていただいている【 協同組合 NCリンク 】 さんの役員懇談会があったのです。四代目が理事に就任してまだ2年も経過していないので、役員懇談会は始めての行事でした。もともとは毎月の理事会にて積立金をプールして、年に1回旅行に出かけていたそうですが、今年は旅行の参加人数が役員総数の過半数であったため懇談会になったようです。場所は岐阜市の歓楽街にある「料亭 むつ富」でした。ここの女将さんは安田屋家具店のお客様で、つい先日も正座椅子のお届けを四代目がしたところでした。家具のご配達でお伺いしたことはあるものの、お座敷でお料理を食すのは初めてのことです。初体験にワクワクします。

 美味しい食事をいただき、美味しいお酒もいただき、古きよき時代の「お座敷遊び」が始まりました。テレビもインターネットも無い時代の旦那衆のよき遊びだったんでしょうね。芸子さんが2名お座敷におられました。

まずは「神楽かなえ」お姉さまによる三味線と長唄です。

お若い時はさぞかしきれいだったんでしょうね。
今もその面影があります。
またかくしゃくとしていて、男気のある姉御肌だったんではないかと勝手に想像していました。

 美殿町キモノマーケットを主催している関係上、どうしても着物姿に目がいってしまいます。帯はなんと「河童」がお月見をしている図柄でした。なんとも粋ではありませんか。

【 協同組合 NCリンク 】の長村理事長さんからの「信長を舞って欲しい」とのリクエストで・・・・・。

三波春夫の歌「信長」が演奏されると・・・・・、

かっこよかったぁーー。
タイムマシンで50年ほど前に出かけていき、お会いしたいものです。

 懇親会が終了して数日後、この記事を書き込んでいく中で知ったのですが、かなえお姉さまに関する記事が朝日新聞に掲載されていたようです。こんな記事を発見しました。「岐阜花柳界のベテラン芸者、佳那恵さんは「岐阜の人は思い入れが強いのでしょう」。佳那恵さんにしか踊れない踊りがある。「信長」だ。1992年、当時の 蒔田浩市長に三波春夫さん作詞作曲の「信長」の振り付けを頼まれて以来、17年間踊り続ける。信長の一生を表現した8分間の勇壮な踊りに、今も客のリクエ ストは少なくない。」

なかなか経験できないことを体験させていただき、素敵な女性に出会え楽しい時間を過ごしました。明日からまた仕事をがんばりましょう。

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1月 9, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

昨日ご報告いたしました【 協同組合NCリンク 】の役員懇親会の続報です。

お座敷には2名の芸子さんがいまして、佳那恵姉さんの「信長」の舞を堪能した後、もう一人の芸子さん「神楽ひなの」姉さんが、佳那恵姉さんの三味線と唄に合わせて舞っていただきました。

佳那恵姉さんの迫力ある舞とはまた違った舞でした。

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1月 9, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

 先日お客様からお預かりした竹ハンドバックの修理が終わり安田屋家具店に届きました。この竹ハンドバックは大分県の【竹工房オンセ】の主催者であり竹工芸の匠、鉄人「高江雅人」さんが作ったものです。2年ほど前に安田屋家具店の特別展「伝統工芸展」にて展示・販売させていただきました。当時この高江雅人さんの竹ハンドバックが「伝統工芸展」での人気No.1で、展示していたほぼ全ての竹ハンドバックは完売してしまったと記憶しています。

 竹ハンドバック縁周りに編みこんでいた籐材が切れてしまったという修理です。お預かりした状態は・・・・、

 3箇所の部分で籐材が切れてしまい、ほつれていました。
 早速、高江雅人さんに連絡をしたところ、無償で修理をしていただけるとのご返事をいただきました。ただ竹ハンドバックを高江雅人さんの工房まで送る往復の運賃は負担してくださいとのことでした。往復の送料といっても2,000円前後の費用です。お客様に費用をご連絡したところ、直ぐに修理して欲しいとのご返事でしたので、急ぎ大分に送ったのでした。それから約1週間前後で修理が終わり、安田屋家具店に届いたのです。

 修理後の状態は・・・・・、

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 全て元通りに直っていました。
 お客様も大満足です。
 確かな職人は、自分の製作した商品は我が子のようなもので、ちゃんと消耗部分の修理はするように考えられています。なんだか世知辛い時代で、何でもかんでも修理といえば直ぐにお金、お金という世の中で、無償で引き受けてくれる所もあるんだと改めて思いました。まだまだ昔気質の義理と人情、もちつもたれつの精神が生きているんだということがホッとしますね。日本って、いいなぁーーー。

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四代目の聴神経腫瘍手術前検査のために東京は中野、中野サンプラザ近くの東京警察病院に来ています。3泊4日の検査入院です。

朝一番に来ましたが、検査は午後からとのことです。

血液検査と腕から造影剤を注視してのMRI撮影だけのようです。造影剤を入れるので撮影後に昼食だそうで、4時位でしょうか。

夕食は6時なので、続けて食べることになるのでしょうか。今日は上記の検査のみなので時間を持て余しています。パソコンがあれば忙しく出来るのですが、病室では使用禁止なのでひたすら読書しかありません。暇だぁー、仕事がしたい。

病室は5階の519室。
ここから実況中継です。
四人部屋で、満室です。同じ階には、分娩室があり、時折出産したばかりの赤ちゃんの泣き声が聞こえます。

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1月 12, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき, 聴神経腫瘍闘病記  
    

前のベットの人の頭には包帯がまいてあった。手術した人のようです。さっき「鼻から液が出るのですが」と看護婦に言っていた。看護婦は「先生に確認しましたが問題ないそうです」と言ってた。

その患者さんは普通に歩いて部屋を出入りしているし、普通にコーヒーのんでます。手術後何日経過してるんでしょうね。

今だ検査は始まらず、何も食べられず空腹のままベットで読書です。

お腹が減ったぁ〜。

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1月 12, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき, 聴神経腫瘍闘病記  
    

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